2010年04月18日
2005年11月04日
見てまいりました「ブラザーズ・グリム」
ああ、ネタバレ書きますから、これから映画をご覧になる方は、ご注意。 良いですねぇ、残酷童話物語。 いろいろなグリム童話のアイテムが、ちょろちょろと盛り込まれて、探すのもまた楽しかったです。 ただ今回も訳が、もひとつだったなぁ・・・。 訳してる本人はわかってるから、平気で進めちゃうんだと思うけど、「何でそこで、その単語が急に浮上するの?」ってところが随所に見られたぞ。 グリム弟が行き成り「ラプンツェル!」の単語を出したのさえ、そら出展はどこから出たのか知ってるけど、世界観的に弟はどうやってその話を知ったのかとか、さっぱり判らん。 お陰でいまいち、想像で補わなきゃならんかったさ。 恐らく弟は、そういう御伽噺が好きで、その上で知った話なんだろう。 それとも、訳のせいではなくて、もともとそこら辺の説明はすっ飛ばされてるんだろうか。 でもだったら、その後に「こういう話があるんだ」と、兄と話すシーンぐらいあっても良いだろうに。 村人が女王に嘘の魔法を教えた?いつそんな話出てきてたっけか? 面白かったから、いいけどさ。 それにしても容赦なく、気持ち悪かったですよ。見れないほどじゃないですが。 特に虫!!ウジャウジャいる虫ほど、ゾゾるものはないでしょーよ。 生首も出たね・・・。 のっぺらぼうまで。 泥が人の顔を盗むの?で、身体ものっとるの?そういうモンスターがいるのかな? それで、なんで塔の池に浮かぶんだ?井戸を通ったのは判る。 親父さんが、狼になっちまったのも「あかずきん」に関連付ける為の、こじつけな気がしないでもない。 女王が、奴を狼の姿にした理由があるんだろうか?森を移動しやすいように、かな。 その狼の動きが、どうにもぎこちなかった。 CGだよね。 森の樹の動きが、嫌なほど滑らかだったから、余計に手抜きに思えるんだが。 やっぱり動物の動きには、気をつけて欲しいかな、と。 フランスに対して、なかなか辛らつなこと言って無かった? あの音楽はヒドイとか何とか(苦笑) フランスに占領されてから、森が狂ったとか(^_^;) 反対にフランスの将軍がドイツの料理を、不味そうに食べたり(笑) 手作りの血のソーセージだったっけ。 大丈夫なん?あの表現。 部外者としては、笑っていられるけど、両国間ではどういう風に感じるんでしょうね。 そういや、もともと敵キャラだったカバルディ。 グリム兄弟側についたのが、やはり唐突な気がする。 ヅラだったり、強いこといいながら、軟弱だったりするあたり、ただの適役じゃないとは思ってたけど、将軍の虐めにキレてだか、あっさり「辞職」って・・・。 それほど、グリム兄弟との交流だって、描かれて無いのに、兄の作った作り物の鎧をいつの間にか着てて、それで命拾いしたから? だからあれ程、平気で拷問した兄弟に対して、なんの悪びれも無く仲良く出来ちゃうの? 人間的にどうよ。 やっぱりね、映像とか良く出来てるけど、あたしとしてはキャラが活きてるかどうかなんだ。 そこが重要なの。 って、そこ突き詰めていったら、何時間あっても終わらないけどね。 だから、あたしの「白姫奇伝」は、とてつもなく長くなっていく。 おや?楽しんだはずなのに、結構辛口だね? 最後に、腐女子的見方。グリム兄弟の兄弟愛に、結構「ふふっ・・・」っと思ったのは確かだ。 お互いイラ付くところもあるのに、やっぱり心配しあう♪ まじ兄弟のキスシーンが見られるかと思って「えっ♪」とか思ったあたしはどうしようもない鬼畜ですか? 2010年04月18日
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